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Jung Gyungsik Solo Exhibition

2018.08.08 - 2018.08.13

Jung Gyungsik Solo Exhibition 瞑想-静の美学

会期:2018年08月08日(水) - 08月13日(月) 会場:1階 出展:Jung Gyungsik

私の絵は静の瞬間を語っている。画布の前で心を空にして、瞑想するように浮かんでくるモチーフを表現するのだが、この時、空間を浮遊するさまざまな記憶が絵を描く出発点である。いまだ思い出されない多くの時間と話。見えないブラックホールのような日常が迫ってくる。渦巻のなかからつかみ出した日記のように、日常の破片が画布のなかで一つ二つと形をとりはじめる。絵のなかの無心な事物と風景はこうした省察から浮かび上がる心象の痕跡である。究極的に沈黙と平静を通じ て得ようとするものは結局「私は誰なのか」への探求であり、人間「実存」の問題を思惟することである。

Maditationシリーズは空間と事物への思惟から霊感を受けてはじまる。その過程で超越的な水平、雨のようにしみ込み、空気のように溶けていく、緩のようなものらが私の世界をノックする。それは深い海の下に広く広がっている沈黙の彫刻に出会うことである。その中で時間の質感と量感が、真昼の砂漠のような風景が一つずつ、二つずつと作業室を満たしていく。心臓に手をあてた時のように温かな血が渦巻く。

私の絵の造形性は単純さと反復にその基を置いているのだが、単純な形の線とさまざまな色は抽象的な感情を解きほぐすのに有用である。そしてその単純さから始まるウィットは見る人に共鳴を与える。また画布にしみこむように薄く反復する彩色は半透明な翼を透かし見るように内密なニュアンスを与える。今回の展示の作品は黄色や薄い灰色を地にした作品が多いのだが、これは薄い灰色と薄い黄色は他の色との関係において和合する力があるからである。またもう一つ、濃い墨色は深海の林のような喪失を浮かび上がらせるのでよく使用した。

作業をしていると巨大な氷のような朝の光がさしてくる。闇と明るさの明度が変わっていくとき、目をつぶればそれらがまぶたの下でゆらめく。その瞬間、昼と夜が、朝と夕方の青い霞みが同時に感じられる。さっきまでとは異なる空間にあるもののように平穏な空気が作業室に渦巻き、はじめて私は指を見つめる私の目に思いが行く。幹が白々とした冬の樹木たちが朝の光に沈んでいく。少しずつ足首をぬらし、体をぬらす絵以外には何も考えない生を祈る。

長かった、結目が形をなしていく感じである。

チョン・ギョンシク    Jung Gyoungsik

  • 1990年

    (韓国)中央大学校 芸術大学 絵画学科 卒業

  • 1997年

    同上 大学院 絵画学科修士 卒業

  • 2011年

    (韓国)国立教員大学校 美術学修士 卒業

  • 2015年

    同上 大学院 美術教育科博士 修了

  • <個展>

  • 1996年

    寬勳美術館(ソウル)
    公平アートセンター(ソウル)

  • 1999年

    カナアートスペース(ソウル)

  • 2000年

    芸術の殿堂(ソウル)
    カナアートスペース(ソウル)

  • 2013年

    The Atelierギャラリー(ニューヨーク)
    ムルナムギャラリー(ソウル)

  • 2016年

    アートギャラリー北野

  • 2017年

    アートギャラリー北野
    ギャラリー巷房(銀座)
    ソンブクトンギャラリー(ソウル)
    ブッチョンギャラリー(ソウル)

  • 2018年

    メディアショップギャラリー(京都)

  • <グループ展>

  • 1989年

    後素会公募展(湖巌ギャラリー)

  • 1993年

    韓国画大展(光州文芸会館)
    大韓民国美術大展(国立現代美術館)
    ソウル韓国画ビエンナーレ(ソウル市立美術館)
    中院展(寬勳ギャラリー)
    今日の絵画 24人の声(ヘレンギャラリー)

  • 1994年

    中院展(寬勳ギャラリー)
    具象展(芸術の殿堂)
    韓国画大展(光州市立美術館)

  • 1995年

    中院展(インデコ画廊)

  • 1998年

    新春韓国画招待展(公平アートセンター)
    中院展(サンギャラリー)
    試演画展(ソギョンギャラリー)

  • 1999年

    牛馬展(鍾路ギャラリー)
    差異のなかの同質(寬勳ギャラリー)

  • 2000年

    東亜美術祭(国立現代美術館)
    インターネットアートフェア(ソウル市立美術館)
    国際扇面展(東京都美術館)
    ニューミレニアム324展(ソウル市立美術館)
    芸友展(公平アートセンター)

  • 2002年

    牛馬展(ラメルギャラリー)

  • 2003年

    今日の韓国美術展(ナギャラリー)
    ソウル教員美術展(ロッテギャラリー)
    東洋画ニューミレニアム展(公平アートセンター)
    模索展(公平アートセンター)

  • 2007年

    二人展(正読図書館ギャラリー)

  • 2013年

    現代美学探究展(韓国国立教員大学校)
    模索展(The-Kギャラリー)

  • 2018年

    CON展2018(栗田美術館)


第105回 土と石で描く板絵展

2018.08.01 - 2018.08.06

第105回 土と石で描く板絵展

会期:2018年08月01日(水) - 08月06日(月) 会場:1階 出展:福井安紀

福井 安紀    FUKUI Sadanori

  • 1970年

    京都府生まれ

  • 1991年

    土と石で描きはじめる(京都教育大学在学中)
    日展に入選(日本画)

  • 1993年

    はじめての展示『土と石展』(京都:ギャラリーF)
    京都教育大学特修美術科卒業
    上野の森大賞展に入選
    建材メーカーに入社(建材のデザインを担当)

  • ~1994年以降は個展活動に専念するようになる~

  • 1994年

    土と石で板に描くようになる

  • 2000年

    新築マンションのエントランスに土と石の壁画製作(大阪府枚方市)

  • 2001年

    建材メーカーを退職

  • ~土と石の板絵の製作活動に専念するようになる~

  • 2000年

    伏見神宝神社に板絵製作(京都市伏見区)

  • 2004年

    鏡石町鹿島神社参集殿の天袋と地袋に土と石の戸板絵製作(福島県鏡石町)

  • 2006年

    個人宅に土と石の天井絵を製作(滋賀県高島市)
    伏見神宝神社に土と石の御簾絵製作(京都市伏見区)

  • 2012年

    土の像「野に立つ 」をつくりはじめる

  • 2013年

    高砂神社の能舞台鏡板の松を制作(兵庫県高砂市)
    料亭、福寿家の大広間に老松を制作(埼玉県吉川市)

  • 2016年

    鏡石鹿嶋神社の本殿御扉の内側に神鹿図を制作(福島県鏡石町)

つちといし の展示を行った 主なギャラリー:京都(ギャラリーF)、東京(銀座煉瓦画廊)、名古屋(サロンギャラリー余白)、神戸(ギャラリールポール)、大阪(The14th.MOON と センティニアル)、福島県鏡石町(鹿島神社参集殿)、東京(ギャラリーカフェ アルル。)、 大阪(ギャラリー双愛)

現在、年6~9回の個展活動を行う

福井安紀 ウェブサイト
http://tuchitoisi.web.fc2.com/


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